残躯記

残躯記

日本の伝統的な本来の慣習や技術を紹介しながら、 この国の原風景を再認識したいと思います

皆さんのご協力に感謝!

 時間があっという間に過ぎていく。もう4月が終わろうとしている。来月行う、企画展「日本の大工と絵図・道具」の準備に追われる毎日だが、そんな中で本当に感謝しているのが、多くの方のご指導やご協力である。
 木工具温故会の方々とよくお話しをするのだが、とにかく東京都内での開催ということもあって、多彩な方々のご来場を目指して活動しているのだが、ポスターの配置やフライヤーの配布に本当に感謝としか言いようがないご協力をえている。
 先日は、早稲田大学にお邪魔し、工学博士の中川教授との面会や、白井准教授のご協力も頂き、伝統建築に関わる多くの大学へのご紹介も頂戴した。
 私の思いとしては、次世代を担う方々に一人でも多く日本固有の文化気質を伝える機会があればと常日頃から考えていたので、ありがたいことである。
中川教授と

中川教授(左)、温故会加藤氏(中)とご一緒に

 また、直井棟梁との打合せも兼ね、久しぶりに奈良、薬師寺に伺った。その日が、故西岡常一棟梁の法要の日であったことも、今回やろうとしていることの内容を考えると、師と直接面識のない私であるが、因縁めいたものを感じる。

 5月に入れば、いよいよ会場の制作に入ることになるが、私は特に各所が持ち込まれる貴重な絵図や道具の代表的なものを、ただ見て頂くだけではなく、少しでもそれがどのような由緒を持つものかレポート化し、来場者にお配りしたいと考えている。

 あっという間に当日を迎えそうだから、少し焦ってきたような・・・。
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八王子でイベント開催!

 先日お約束した通り、進めてきたプランのひとつを、いよいよ紹介できる日が来た。
 「日本の大工と絵図・道具」と称した展示と実演を兼ねたイベントである。
 展示の方は、江戸時代から昭和に至る各々の時代の道具職人たちが、精魂込めて造りだした、道具の名品の数々を展示する。中には鑿一本が高級車に匹敵するような価格のもの・・・実際のところ価格で推し量ることのできない貴重なものも展示される。また大工の古式技法を記した古図や、誰もが知る有名な社寺等の建設図面(絵図)も多数展示される予定である。
 実演に至っては、鉋削りもさることながら、古道具を使って昔のままの木の加工の再現なども披露される。
 開催概要は、下記のサイトでご確認頂きたい。

http://www.toki-net.jp/daikuten201204.html

 この開催には福井の直井光男棟梁、東京八王子の吉川棟梁や木工具温故会並びに削ろう会関係者のご理解とご協力、そして多くの方々や団体のご協力があってこそのもので、私のようなものをご理解頂いている皆様にあらためて感謝したい。
 そして昨日、地元八王子市の石森市長にお会いし、市の後援も頂き、いよいよ公開となった。

八王子市長と

吉川棟梁(左) 八王子市石森市長(中) 小生(左) 八王子市役所にて

 当日まではまだまだ、これから準備が大変だが、とにかくここまでこれたことは実にうれしく、是非成功させて終えたい。
 できれば、このイベントを皮切りに、日本伝統文化研究機構らしい実態を伴った活動を連続的に続けて行きたいと考えている。
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久しぶりに感謝!

■お久しぶりに感謝

 皆さん、お久しぶりです。(なぜか?低姿勢)

 2月3月は、まったくブログが書けず、気がつくと桜の花もほころぶ4月の中旬となってしまった。さてさて、これには少し言い訳を書くと、今年から来年に至る活動の中で、どうしても下準備をまとめてしないとダメな課程が、すべて一緒になって、どうもいつ寝ているのか、起きているのかが不規則どころか無茶苦茶な生活をしていたためで、「書かないと・・・」なんて脅迫観念に駆り立てられる時もあったが、どうにも書けなかったというのが、実情である。
 
 しかし、あらためて理由を書くと、なんとも我ながら情けない話である。忙しいのは理由にならず、むしろ自分の段取りの悪さを露呈しているかで・・・。

 さて、言い訳というか開き直りというか、くだらない説明は別にして、いよいよ準備期間もある程度の結論まできたので、近々に少しずつ具体的な報告ができる事をお知らせすると同時に、先日の楽しいひとときを書きたい。

 4月6日に今年5月に私の所属する日本伝統文化研究機構主催で、東京都八王子市であるイベントを開催するのだが(内容は極近いうちに発表)、その下見を兼ねて、通称オヤジ、福井の直井棟梁と行動を共にし、その後棟梁が向かう小田原へ同行した。
 この同行理由は、故西岡常一師唯一の直弟子、小川光男棟梁、山口県岩国の錦帯橋の平成架け替えをした名工、海老崎粂次棟梁、重要文化財高岡勝興寺の修復を行う田中健太郎棟梁に久しぶりに会えるからである。
 皆さんのお元気な姿に触れ、わずかな時間ではあったが、再会を話し合え、なんともうれしいとしか言いようがない。
 この名だたる棟梁が小田原に集まったのは、小田原城の木造化をすすめようという地元有志が中心になって行うフォーラムが開催されるからで、突然邪魔をした形ながら、非常に興味深い話であり、地元の方ともご挨拶までさせて頂き、何とも有意義なひとときを得た。
 日文研としても、なんらかのお役に立ちたいものだと、得手勝手に思った夢のある構想である。

0353.jpg

フォーラム開催の地元も方も入って記念写真

 残念ながら、以前から予定の決まっていた別の都内での打合せもあったので、フォーラムの熱心な進行を覗う時間がなかったが、桜の花の美しい小田原城周辺には、またあらためて伺いたいものだ。

 こういった本当にお付き合いに感謝をする日を迎えながら、いよいよ準備をしてきたプランをお知らせできる時も間近になり、今後はできるだけ、コツコツとアップしていきたい・・・・と、考えている(笑)。
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